the BOOTS / a pair of boots
黒水厚二からのメッセージ
平成30年6月19日、オノタカコさんが、亡くなりました。
僕と彼女とはGO-GO 3のデビュー当時からの付き合いなので、30年以上になります。
ここ数年は彼女の体調のこともあり、二人で曲作りに励んでいました。
体調が良くなったらライブをやろうねと、いつも言っていました。
あせらずにゆっくりでいいからと…
入院してからも、明るく、大きな口で笑い
「また二人の音楽をやるのだ。また最高傑作を作るのだ!!」と前向きでした。
ところが容態が急変し、沢山の作りかけの曲たちを残して
彼女だけ先に行ってしまいました。
彼女と歩いたことのある人はみんな知ってると思うけど、
あのスタスタと、一人でどんどん行ってしまう、あの歩き方と同じです。
振り向いてニコッとしている彼女の顔が目に浮かびます。
きっと向こうでも
最高にチャーミングな仕草と笑顔
そしてキュートでキラキラしたあの声で
ロックンロールしているんだと思います。
いままで彼女と、彼女の音楽を愛して、支えてくれたみなさん、ありがとうございました。
僕が今もロックンロールを好きでいられるのは、彼女のおかげです。
本当にありがとう
ゆっくり休んでね
彼女に代わって、
love & peace & bravery & rock'n roll
胸に さあ、進撃ブーツ
平成30年8月19日
黒水 厚二